同業者の集まる会議で思った事

教科書供給業務

先日、厚木のお隣の平塚で会議に出席してきました。

我が業界、神奈川県内の教科書販売業には、年に2回、大きな会議があります。1回は夏の横浜で行われる全体総会。 こちらは「この春はお疲れさまでした」という、一区切りの意味合いが強い会合です。

そしてもう1回が、今回の平塚。これから迎える新学期に向けて、今年の条例や業界の状況などについて説明を受ける会議です。

議題はいろいろあるのですが、 会場全体が一瞬シーンとなるのが、やはりこの話題。

「デジタル教科書・デジタル教材」

です。

教科書は4年に1回改訂されます。

文部科学省の指導方針に合わせて内容が変わるのですが、 次の改訂はちょうど4年後になります。つまり、この先4年間は「紙の教科書」の存在自体は基本的に変わりません。 しかし、その「次」がどうなるかは、正直言ってわかりません。

出版社も当然そこを見据えていて、「今のうちから準備しておこうと」デジタル教材への対応を急ピッチで進めています。 すでに書店を通さずに直接販売されるデジタル教材も珍しくなくなってきました。

そんな状況ですから「この仕事(紙の教科書供給業)も、あと数年かもしれないな」と考えることも、正直あります。

それでも、やっている間はきちんとやる。同時に進歩もしていく。 そこだけは、ぶれずにいこうと思っています。

毎年いろいろ挑戦していますが今年は昨年のアルバイトたちから出た、こんな提案に取り組んでいます。

「仕事の帳票をデジタル化して、スマホで見られるようにしてほしい」

これ、もっともな話です。 例えば、アルバイト全員に Slack に登録してもらう(これは去年から始めています)。 Googleドキュメントに載せた帳票のリンクをSlackに貼る。そこから「この教科書を何冊ピックアップ」「この学校には何冊」という作業を行う。という流れです。 Googleドキュメントなら、出版社のサイトからコピーした教科書や副教材の表紙画像も載せられます。 つまり、文字の羅列を目で追いながら照合するのではなく、表紙画像を見ながらピックアップ作業ができる。 最初は手間取るでしょうが、慣れれば作業効率は大きく上がるはずです。

さらに、学校様からお預かりする 生徒さん一人ひとりの購入予定票についても、 改善を考えています。 ここでは Acrobat Pro を使う予定です。

数百人分の購入票を事前に読み込ませて、Excel化 → アイテム別・クラス別に再集計。 ここで、私の薄いマクロ知識と、AIの力が役に立ってくれる……はずです。 これがうまくいけば、「あれ? 事前に数えたはずなのに、1冊足りないぞ?」 という事態を防げます。正確に言えば「必要数の算出ミスで、何度も作業をやり直す」という無駄な時間が、かなり減るはずです。

こうやって少しずつ改善を重ねながら、紙の教科書がなくなる日、あるいは大幅に減る日まで――改善しながら、走り抜ける。 今はそれしかないと思っています。

それから今日の会議で出た昼食の画像です。。

これは……完全にペース配分殺しの弁当ですね(笑) 四角く上品にまとまっているご飯(量は控えめ) おかず:煮物・焼鮭・豚の角煮・メンチカツ?・エビフライ・甘い煮豆・マカロニサラダ・漬物・ミニトマト 「白飯1に対して、おかず2.5」くらいあります。 しかも厄介なのが味の濃い系(肉・コロッケ) 口直し系(漬物・煮豆) ご飯が欲しくなる系(煮物・鮭) が 満遍なく配置されていること。 結果どうなるかというと、 「このおかず美味い → ご飯が足りるか不安 → いや次のおかずも来る → でも今食べたい」 という 会議用弁当特有の軽い精神戦が繰り返されます。 しかも早く食べ終えて帰って仕事したいのでゆっくり味わえない。 「業界の先行きより、この弁当の攻略の方が真剣でした。」

追伸 会議で出た質問や業界への意見には「昔ながらのやり方で頑張ってきたのに、今の出版界や物流会の動向に対応できない」という悲鳴やため息に近い言葉が数多く聞かれました。 私も同業者なので「変わらずに続けていきたい」という気持ちもわかるんですよ。尊いとすら思います。 でも、やはり変化していく事も大事なんですよ。会議では言いませんでしたが。 働く事の嬉しさの一つには「緊張しながらも新しい事を試してく」という事もあると思うんです。 だから少しずつでも変えていかなければね。

そうすれば仕事がなくなっても、なにか他の目標を見つけられるのでは?と私は考えています。

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